認知症の父と共に

人生をより楽しくする

きっかけは些細なことのようです。
息子のわたしにも分かりません。

 

きょうの午後、2階にいると1階から母が「ちょっと来て」というので行きました。

 

行くと父が興奮状態で「出ていく」などと言い母が必死に引き止めていました。

 

わたしも加わってなんとか引き止めたものの、今度は母に暴言をはきその場で暴れ始めました。

 

子供のように泣いて暴れて最後は母が父の体を抑え付け、その間にわたしが近所の人を呼びました。

 

ひとしきり騒ぎが収まり近所の人も帰ると父は水を飲みしばらく仏壇の前に座って仏壇をじーっと見つめていました。

 

10分ほどすると横になりました。

 

この騒ぎで母は右肩にアザを作ってしまいました。

 

かなり酷いアザです。

 

父はいまは、落ち着き、アデランスのCMを見て笑っています。

 

今まで何度も見たたCMで、内心、そんなに受けるのかと思いながらも、わたしも父に合わせて笑っています。

 

わたしは、この2〜3週間で父の認知症がかなり進んでいるなと言う印象を持ちました。

 

父は認知症であり本人も自覚しています。

 

しかしながら今まではそれほどではないという感じでした。

 

この頃、ありもしないことを告げ口のように言ってきます。

 

「母がわたしの財布を覗いている」「母が近所の人にダマされている」など。

 

わたしは、この状況を嘆くのではなく、利用しようと思っています。

 

つまり、「認知症の父」を前提として、父の言ってることを否定するのではなく受け入れ、良い方向に持って行こうと考えています。

 

認知症の進行は一般的には問題視されます。悪いことと捉えられるでしょう。

 

物事が良いか悪いかを決めているのは、個人個人の基準です。

 

認知症が悪い事と思っていると、まともな人は認知症の人の言動に振り回され心身ともに疲れ果ててしまいます。

 

父の言ってることを否定するのではなく受け入れます。

 

認知症の父を利用して人生をより豊かに楽しいものにしていきたいなと思います。

 

わたしは、今回のような出来事があっても良い方向に捉えたいと思います。

 

父を自分の人生のスパイスにする。
その方が気分が楽だし楽しいです。

 

平成28年5月3日

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